コンクリート試験 (有)テクノ 本文へジャンプ
2_10.コンクリート中性化試験


 硬化したコンクリート中には、セメントの水和反応によって作られたアルカリ性物質(水酸化カルシウム)が多く含まれています。

 このアルカリ性物質はPh12〜13の強いアルカリ性を示すため、コンクリート全体の内部は強いアルカリ性になっています。                              しかし、年月の経過により空気中の二酸化炭素等の作用を受けて、コンクリート表面より内部に向かって徐々にアルカリ性を失って行きます。この現象をコンクリートの中性化といいます。              

 中性化がコンクリート構造物の表面から内部に向かって進行していくと、中にある鉄筋周辺のコンクリートが強アルカリ性を失うため鉄筋が錆びやすくなり、コンクリート構造物の劣化の原因となる。          

 
 中性化の深さの測定は、フェノールフタレインの1%アルコール溶液を噴霧する方法が用いられる。赤紫色に変色する部分を未中性化部、色が変化しない部分を中性化部と判断する。
2.取扱い試験項目 に 戻る