コンクリート試験 (有)テクノ 本文へジャンプ
2_7.コンクリート中の配筋探査及びかぶり厚さ検査
   (電磁波レーダー法・電磁誘導法))
 構造物内の鉄筋の探査(ピッチやかぶり)を主に行います。

電磁波レーダー法  ・・・国土交通省

電磁波をアンテナからコンクリート表面に向けて放射すると、その電磁波がコンクリートと電気的性質の異なる物質、例えば、鉄筋、空洞等との境界面で反射され、再びコンクリート表面に出て受信アンテナに受信させる。

この送信から受信に至るまでの時間から、反射物体までの距離を知ることが出来る。平面的な位置は、距離計を内蔵した装置を移動させることにより、位置情報を得ることができる。

電磁波レーダー法はこのような原理から、広範囲のエリアを連続的に迅速に測定できる特徴を有する。

コンクリートの浅い部分を高い分解能で探査する必要があるため、アンテナから放射される送信波には、幅のきわめて短いパルス波の電磁波が用いられる。




 電磁誘導法  ・・・国土交通省

 コイルに交流電流を流すことによってできる磁界内に、試験対象物を置くことによって検査を行う。

 コイルの磁束に影響を及ぼす因子は、大きく分けて二つあり、磁束の通しやすさを示す透過率と鉄筋の導電率である。
 鉄の透磁率はコンクリートに比べて桁違いに大きいので、鉄筋の存在による透磁率の変化は磁束を大きく変化させる。

 電磁誘導現象は鉄筋の内部でも起こり、コイルが作る正弦波状の磁束を接近させた鉄筋の表面や内部にもコイルと同様に起電力が生じる。

鉄筋は良導体なので、鉄筋の内部には過電流と呼ばれる電流が流れる。
この過電流は鉄筋の導電率によって大きく変化するが、コイルの作ったものと磁束の打ち消す方向に、磁束が生じる向きに流れる。
 
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